今回は、今年改良された「ゴム高跳びセット」と2025年の新製品「うさぎふっくゴムセット」について、エバニューアスレチック事業部の佐藤雄太 (以下:佐藤)と開発者の高田育(以下:高田)による対談をお送りいたします。
(エバニューアスレチック事業部の取り組み)
佐藤)わたしはエバニューアスレチック事業部で営業を担当しております佐藤と申します。
アスレチック事業部では学校体育用品を中心に取り扱っており、先生方が集まる体育研究会や学校へ足を運び、現場の声を基に製品開発を行っております。
今回は「うさぎふっくゴムセット」と、今年改良された「ゴム高跳びセット」についての開発経緯を、開発の高田と話していこうと思います。それではよろしくお願いいたします。
高田)開発を担当しております高田と申します。よろしくお願いします。
(ゴム高跳びセットについて)
佐藤)まず「ゴム高跳びセット」とはどういう商品なのか?なぜ普通の高跳びスタンドを使わないのか?という点の説明をお願いします。
高田)まず1つ目の特長は、名称にもある通り“ゴム”を使用しているところ。2つ目の特長は、人が持って設置場所を決められるところです。昨今の体育の授業では、スタンドとバーを使用せずゴムを使った高跳びの授業が主流になりつつあります。
佐藤)自分たちが小学生の頃は、高跳びといえば競技用のスタンドを使用していましたからね。
先生が高さを決めてから順番に跳んでいき、できた人は次の高さに挑戦!という流れでやっていたイメージがありましたが、授業の組立て方を先生たちが考えて行っているのですね。
高田)最近は(硬い)バーを飛ぶということに恐怖心を抱く子供たちもいるため、先生方も工夫を凝らして授業を組んでいます。実際に現場では、紅白帽のゴムを高跳び支柱に付けて行っている現場も目にしてきました。
佐藤)そこから着想を得たわけですね。
(開発経緯と仕様について)
高田)2023年に販売を開始する数年前に、自作されたゴム付き支柱で高跳びの授業をしている際に事故が起きてしまい、安全性の確保が改めて求められる中で「メーカーから安全性に配慮した商品を提供できないか?」と先生から相談を受けたのが開発のきっかけですね。
佐藤)なるほど。製品にする上で特にこだわったポイントはありますか?
高田)まず支柱の先端が子供たちの身長より高くすることが大前提でした。両端にゴム製のキャップを付け、目に当たるなどのリスクを低減しました。
佐藤)学校用品を扱っているメーカーとして安全性を配慮しているのですね。
高田)細いゴムだと直ぐに伸びてしまい垂れてくるので、張り感を維持するためにはどうしたら良いかを考えました。また、屋外のクレーコートなどでの使用を想定して、視認性を良くするために色々なパターンでサンプルを作り、試行錯誤した結果、製品版の赤白に落ち着きました。
佐藤)導入した学校の先生方からは「視認性、耐久性の両方に満足している」「目盛りが付いているので、跳べた高さをきちんと確認できる」とありがたいお言葉をいただいています。
高田)目盛りは5cm刻みで30~150cmまで対応しています。
カラーも赤、黄、青の3色展開になっています。
佐藤)確かに。低学年の授業だと「運動遊び」という側面もありますからね。カラーバリエーションがあると班ごとに分けて競わせることもできますね。
(うさぎふっくゴムセットについて)
高田)今年(2025年)の新製品「うさぎふっくゴムセット」の着想は佐藤さんからの提案でしたよね?
佐藤)そうですね。小学校へ行った際、家庭用の洗濯バサミにゴム紐を付けて高跳びの授業をしているところを見かけ、先生から「洗濯バサミだとプラスチックで危ないよね」と相談を受けたのが最初でした。
洗濯バサミだと針金が入っていたり、割れて足で踏んでしまったりするリスクがあります。強度的に不安なところがあるので、うまく商品化できないかと高田さんに相談しました。
(開発経緯と仕様について)
高田)プラスチックだと体にあたると痛いとか、危険な部分はあるけど「引っぱると外れる」というアイデアは非常に良いと思ったので、力がかかると外れる適度さと安全性を確保しつつ開発をスタートしました。
佐藤)素材はビート板と同じ素材ですよね。安全性を考えてということですね?
高田)その通りです。ポリエチレンフォームで作られています。
佐藤)苦労したところはありますか?
高田)支柱に引っ掛ける穴の大きさは検討を重ねました。当社製の走高跳スタンドの支柱の径(32mm)より数ミリ小さくしてあるのですが、穴が大きすぎると噛ませた時にずれてきてしまったり、逆に小さくし過ぎると外れにくくなってしまいます。サンプルを作り耐久性も確認しながらテストを繰り返しました。
佐藤)一時期、席に座りながら支柱に噛ませては引っ張り、引っ張っては外しを繰り返していましたね。(笑)
高田)穴の径が決まってからは、耐久性のテストで数千回は行いました。
佐藤)個人的に気になる点ですが、なんで「うさぎ」の形になったのですか?
高田)理由はシンプルに「かわいいもの」が好きだから!
佐藤・高田)(笑)
高田)元々の練習道具が洗濯バサミや競技用のバー、竹バーを使用しており、子どもたちにとって当たったら失敗=「痛い」 「倒れる」といったマイナスイメージができやすくなります。だからこそそういった要素で抵抗を与えずに、何度でも挑戦する気持ちを持ち続けられるように、かわいらしくて柔らかいイメージの「うさぎ」の形にしました。他には「跳ぶ」という意味を掛けてこの形状にしました。
佐藤)なるほど。確かに跳ぶ種目と掛けて、親しみやすい形状にしたわけですね。
高田)既に学校にあるアルミ支柱にも取り付けることができるので、コストを抑えて幅広く取り入れてもらいたいと思っています。「ゴム高跳びセット」であれば、3本セットになっているためおすすめです。
佐藤)そうですね。多くの学校に取り入れてもらいたいですね。
(最後に)
佐藤)今回お届けしました「ゴム高跳びセット」と「うさぎふっくゴムセット」の他にも、先生方からの声やアイデアを基に生まれた商品がたくさんあります。「こんな物があったらいいな」といったアイデアを常に募集しております。
これからもエバニューは、子供たちが安心してチャレンジできる環境を提供していきたいと考えています。本日はありがとうございました。
高田)ありがとうございました。
【参考】
ゴム高跳びセット | EVERNEW エバニュー 学校・幼児体育用品
うさぎふっくゴムセット | EVERNEW エバニュー 学校・幼児体育用品
・エバニュー|学校体育用品・幼児体育用品サイト
https://www.evernew.co.jp/sports/
・エバニューアスレチック【公式】|Instagramページ
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